皮膚が赤みをさす、ぷつぷつと湿疹ができる、ただれる、腫れる、ベタベタする、臭う、毛が抜ける・・・
上記のような症状があり、いつも気にしてそこをなめたり、かんだり、かいたりしていませんか?
ノミ・ダニなどの寄生虫感染
細菌や真菌などの感染(耳の感染(外耳炎)から全身に広がる場合もあり)
食事、おやつなどによる食物アレルギー
(人間の食べ物を与えたためひどくなる場合もあり)
シャンプーなどのアレルギー
化学物質、内分泌疾患、免疫疾患・・・など、いろいろな原因が考えられます。
原因を突き止めないでかゆみ止め(ステロイドなど)だけの治療を行っても、結局病気は治りません。
当院ではまず飼い主様からペットの日頃の生活状況を詳しく教えていただきます。(ノミやダニの駆除をしているか、食べ物は何か、いつ頃から痒がっているか、環境は・・・)
必要に応じて痒がっている部分の毛を少し抜いて検査したり、今まで食べていた食事をしばらくの間治療用に代えていただいたりして、皮膚病の原因を調べていきます。
現時点で痒みがひどい場合はかゆみを抑える薬によって症状を軽減させる場合もあります。
症状にあわせ薬用シャンプーを使用していただいたり、抗生物質などを飲ませてもらうこともあります。また皮膚病治療用のエサを食べさせていただくこともあります。
食事を変える場合、効果が出るまでに短くても1ヵ月半から2ヶ月の期間が必要になります。治療中は治療用のエサと飲み水以外のものは与えないようにしていただきます。
皮膚病を治すには比較的時間がかかることですが、原因が何かを見つけることが重要です。
あきらめずに根気よく病気と付き合っていきましょう!
治療に関してご不明な点がございましたらおたずねください。
お問い合わせ先 電話:044-587-9557